観賞用・薬用植物のサブゲイロ
目次
今月は、ポルトガルの野生種が持つさまざまな可能性にスポットを当て、エルダーベリーを取り上げる。
高さ5メートルにも達する大きな木であるにもかかわらず、エルダーベリー( ニガウリ )は実は低木の種で、根元から自然に新しい枝が伸びる。
しかし、これらをカットし、上部の枝を剪定することで、主幹を形成することは難しくない。
薬効
ポルトガル全土で見られるが、ポルトガル中部と北部でより一般的なエルダーベリーは、ヨーロッパ全土で広く見られる種でもある。
樹皮から葉、花から果実に至るまで、あらゆるものに用途がある。
抗酸化作用があり、風邪やインフルエンザの治療にも使われる。
この分野では、フェルナンダ・ボテーリョが書いた記事を読むことをお勧めする。彼女は数年にわたり、その薬効を明らかにすることに専念してきた。
エルダーフラワー生育状況
水辺に生息する種であり、水辺の土手に馴染んでいるため、ある程度深みがあり、あまり日当たりの良くない湿った土壌を好む。
さまざまな条件に適応し、生き延びていくものだが、もし、強靭で健全な発展を望むのであれば、我々はそれをあまり遠ざけるべきでない。
料理用
葉の観賞用に加え、毎年春先に香りのよい巨大な花を咲かせる花の豊富さにも注目したい。
わが国では7月中旬から熟すこの果実は、食用としても優れており、他の赤い果実と一緒にタルトなど料理に使うことができる。
同様に、私たちの間ではあまり知られていないそのジュースは、ドイツやデンマークといった国々で高く評価されており、ドウロ南部のいくつかの地域では重要な輸出活動の基盤となっている。
実から抽出した果汁はそのまま飲まず、あらかじめ煮沸して毒素を抜き、水で薄める。
エルダーベリー庭の生物多様性
最後に、庭での生態学的な付加価値を挙げておこう。
花の蜜は受粉を媒介する昆虫、特にミツバチを喜ばせ、その実はクロツグミをはじめとする鳥たちの重要な餌となる。
関連項目: 生垣:保護とプライバシー注
種子の発芽に大きな問題はなく、水さえあれば生育は早く旺盛である!
関連項目: メトロシデロ・エクセルサ:丈夫でコンパクトな生垣ポルトガルの種子オンラインショップでは、エルダーベリーの種子をはじめ、観賞用や景観用に適した、ポルトガルを代表する植物の種子を販売しています。
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